はいどうも、樹海ンです。
みんな、久しぶり。俺のこと覚える?
最近エゴサしても誰も俺の話してないんだけど、もしかして忘れた??ありえん。
誰お前ってなってる人のために簡単に自己紹介すると、
俺は4年前までtwitterに生息し、早稲田政経仮面二浪初手退学宅浪早稲田政経セン利蹴り東大文二合格を果たした伝説のポケモンだ。
そんな俺も、社不の自覚はあったがなんとか一度も留年することなく、先週ついに東大卒になってしまった。時の流れは残酷なほどにはやい。マヂ無理ィ。。。
垢消しをしてから4年間何してたか簡単に説明すると、
まず入学してすぐに燃え尽きて鬱病になった。ワハハ!ワハハ。。。
まぁ、当然の結果である。俺の全てだった東大合格という人生のゴールを通過してしまったわけだからな。ここで1回死んでいるようなものである。まじで人生真っ暗だった。「受かるまで受けるから実質合格」なんて言っていたポケモンはもういない。二度とあの頃には戻りたくない。無限に受験してる方が100倍マシだ。
自分の魂を燃やしてくれる目標があることが、そして、その裏にある自分の人生が破滅するかもしれないというひりつきを感じながら生きることが、どれだけ幸せなことだったんだろうと気づいてしまったんだよな。
(ここで、俺がやりたいことを思う存分できる環境を作ってくれた両親に、このクソみたいな場を借りて感謝したい。直接言うの恥ずいからな。ただ俺はものすごく図々しい人間なので、もう少し辛抱してもらおうと思う。ゴメン、出世払いで頼む。)
このポッカリと空いた心の穴を埋めるために、プログラミングやらFXとやら株やら、そのうちマルチに手を出しそうな大学生がやりそうなことには一通り手を出した気がする。俺は光を探していた。もう一度魂を燃やしてくれる出会いを求めて彷徨っていた。自由は不自由なのである。今は自由を愛して止まないけどね。
で、1年なんやかんやしてたらコロナ来るじゃん。残念なことに。
不謹慎だが、俺にはこれが好機だった。ここでまた人生が動き出すわけ。
まぁ元から結構ニート気質じゃん、俺って。2年宅浪しても病まないぐらいだし。
なんか、また勉強に目覚めちゃったのよ。やっぱり俺の魂を燃やしてくれるのは勉強だけなんやなって感じ。勉強は魂の活動なんだよ。わかるだろ?お前にも。ちな俺にはわからん。
んで、二浪の時に2連敗して質問箱でぶっ叩かれた因縁の英検1級をまた受けたのよ。
あの時まじで仙人みたいな生活してて、
3時半に起きて12時まで勉強して、午後から寝るまでは本読んだりギターしたり文化的活動に勤しむって生活を1ヶ月ぐらいしてた。えらくね。えらいよな。えらいって言え。
そしたらなんか受かってワロタ
そう、あの東大OPのリスニングで6点を叩き出した俺が、取っちゃたのよ英検1級。
もう一個自慢すると最近TOEICも950になったから見ていけ。
樹海ンさんは人生に絶望しながらも、まあなんとか腐らず生きていたわけ。
(受験が終わった後も、次の夢に向かって一緒に走ってくれている友達にも感謝したい。君らがいなかったら、あそこで俺は本当に終わった人間になっていたと思う。また遊ぼうね。)
でまあ進振りの方もヌルッと経済に行けて
2年の頃は結構人生順調だったかな。
まだなんもすること決まってなかったから、無限に「あ〜人生なんしよ〜生きる意味〜」みたいなのは変わらんかったが。
でまあ2年の冬ぐらいになるとさ、
将来どうすんの?
みたいなこと聞かれ出すじゃん。親とか親戚とか友達に。
で、俺のパピー公務員だし、親戚も田舎にいるからなんか公務員志向強いわけよ、みなさん。
そうするとさ、あれを言われるわけ。
「せっかく東大入ったんだし官僚になるんだろ?国のために働け。」
ってやつ。俺はその頃まだ無気力だったし、働きたくもなかったから
「ならねえよ」
っていうじゃん。
そしたらパピー
「ならないんじゃなくて、なれないんだろ?」
とか煽ってくるわけ。
久しぶりにキレちまったよ。。。
てな感じで急遽官僚志望になったのが2年の冬。
ワイ煽り耐性カスすぎて草
で色々本読んだりして政治とか経済とか外交とか勉強したのよ。そしたらなんかさ
日本やばくね???
ワイが日本を守るんや!!
みたいな愛国心湧いちゃったわけ。
この国の将来を憂いてしまったわけ。
単純なんだよな俺。東大志望になったのも同じような流れだったよ。今でもよく覚えている。父親の手のひらで踊らされる人生なのかもしれない。
で、官庁のインターンとか説明会行ったりしたりしてるうちにこう思うのよ。
なるほど我が国変わらん(ニッコリ)
日本ってデカすぎるしさ、個人の力でできることなんてたかが知れてるし、そもそも1人の官僚が持てる裁量なんて限界があるじゃん。それが事務次官でも。そもそも俺みたいな人間が頑張って変わるならもうとっくにこの国は変わってんのよ。思い上がりもいいとこだよ樹海ンさん。
あと普通にブラックすぎるンゴね。仮面先の大学に4日しか通えなかった人間が、毎日霞ヶ関に通い、下っ端にはその存在意義がわからん雑務を処理するだけの日々に耐えることができるだろうか(反語)。ガキの俺には理不尽に対する耐性がなかった。
(官僚ネガキャンをするつもりはないので悪しからず。時代が違えば俺は間違いなく官僚になっていた。少ない経験の中でもそう確信できるほど、あの場所で職責を果たすということがどれだけ名誉なことなのかを教えてくれる人にたくさん出会うことができた。官僚はかっこいいぞ。彼らのおかげでこの国はなんとか回っている。圧倒的感謝。お前らも1日5回霞ヶ関の方角に向かって礼拝しろ。)
そんなこんなで社会の仕組みとかを色々知ったり、自分の性格とか自分がしたい生き方みたいなのが見え始めてきたりして。官僚への憧れが徐々に薄れていく中で次に思ったのが
よし、総理大臣になろう。
俺はさっきの話から何を学んだんだ?バカなのか?バカなんだろう。二浪するぐらいだし。そうだ、バカが俺のいいところだ。
んで、いきなり議員とか無理だし、とりあえずそのまま官僚になろうと思って国家総合職受けたのよ。
そしたらなんか受かって草
3000人中70位ぐらいで、思ったより席次も良かった。
教養区分受ける人いたらコメントくれればまたブログ書くかも。
この時点でもう3年の冬よ。はやい。はやすぎる。
で、この頃からちょくちょく
「政策っぽいこととやるなら起業もありか〜」
「政策起業家かっこいい〜」
「社会変えるとかそんなでかい話じゃなくても、やりたいことやるんだったら多分就職じゃないよな〜」
みたいなアナザー博打がまた頭に浮かび始めるわけ。
そしてその博打を打っているのが今の俺だ。ワハハ。
そうだ。俺は就職活動というものをしていない。
俺はパチスロとかはやらないが、
こういう人生を賭けるギャンブルは大好きだ。
なんでかって?
面白いからだよ(食い気味)
え、二浪までして東大行ったのに...?(ボソッ)
だまれ小僧!お前にs
俺は最初から東大に受かるのが最終目標であって、入った後はどうでもいいと何度もツイートしていただろうが。
今すぐ軸がブレない樹海ンさんかっこいいってツイートしてこい。
でまあ界隈の友達と何するか色々話した結果、とりあえず一発目だし無難に経験もある受験とか英語とかの教育サービスがいいんじゃねってことになった。
というわけで非常に安直だがオンライン予備校を作ったゾ
宅浪してたからわかるけどさ、やっぱ受験、特に浪人って環境が命なんだよな。
予備校行かないで東大受かったとはいえ、俺にはtwitterで出会った各科目のガチプロの友達がいた。
解説読んでも理解できない問題があった時とか、どうしても偏差値10上げたいみたいな無理なお願いをした時とか、困った時に常に助けてくれる超優しい神たちがいたわけよ。
そういう周りの手助けがなければ、もしかしたらいまだに俺は受験を続けてたかもしれない。
ゾッとするよな。こんな超運命的な出会いに、自分の人生が大きく依存していたことに。
でも普通に生きてたらさ、そんな日本全体で見てもトップ・オブ・トップって言える人が親身になって助けてくれる環境なんてないじゃん。超進学校でもない限り。
これは格差というか、運ゲー。いや、運命だよ。
勉強を頑張るのはもちろん大事だし絶対欠かせない要素ではあるんだけど、ここまでいろんな偶然が重なってなんとか東大合格できたんだなってのを感じると、そういう"幸運"がよりたくさん落ちてる環境にいることの方が、勉強量よりも全然結果に与えるインパクトはでかいよなって気がしてくる。
最近ブルーロックでも似たようなこと言ってたよな、そういえば。
多分、今この瞬間にも、受験してた頃の俺みたいな浪人生が
「俺は宅浪でも大丈夫!授業なんて無駄や!毎日15時間勉強して余裕で第一志望受かってやるぜ!」
みたいなことを言ってるんだと思うが、少しでも常識を持ち合わせている人間なら考え直した方がいい。
人の意思はそんなに強くないし、個人の意思とか努力が自分の人生に与えられる影響なんて、運命のそれに比べれば存在しないに等しい。
ここまで読んでくれた君に聞くが、君は本当にこの記事を読みたいと思って読んだのか?たまたま目の前に流れて来たからなんとなくタップして、なんとなく読まされているんじゃないのか?本当にそこに君の意思は存在したと言えるのか?偶然に偶然が重なり、偶然ここまで来ただけなんじゃないのか?
そうだ。自由意志は存在しない。
でもお前はできたじゃんっていうかも知れないが、俺は現役で3点差落ちなのに二浪したんだからな。
二浪目の運が良かっただけ。
運命というクソデカレバレッジが俺の勉強量に掛け合わされた。
そもそも、東大合格に全てを賭けようとは思ったが、そう思おうと思ったのは俺の意思ではない。
これは運命だ。
この話を聞いても信じられないやつは、去年だか一昨年だかのイグノーベル賞の論文でも読んでこい。資本主義社会では、才能があるやつではなく、運がいいやつが成功するんだ。
苛烈な受験戦争で大事なのは、情報と環境だ。勉強はその次。
前者は運命で決まり、後者は才能と努力で決まる。
あとはもうわかるよな?
てなわけで
本当に受験というゲームを宅浪とか塾に行かない的なルールでプレイすべきなのかを考え直してみてほしい。
実際2年界隈にいたけど、宅浪を成功させたやつを、チートアイテム(=ガチプロ)を持ってた俺以外に知らない。
予備校に行かず1人で勉強するということはそういうことだ。
宅浪なんて、ちょっとインターネッツでのコンテンツ力が増えてフォロワーが増えるだけだからやめておけ。
あと早起きしなくていいとか宿題がないとかそういうカスみたいなメリットしかない。
ちょっとビビっちゃった?ごめんね。不安を煽って入塾させようとかいう魂胆はない。全くないと言ったら嘘になるな。ワハハ。
とまあ色々独学・宅浪について、4年たった今振り返って思うことを書いたわけなんだが
当時俺が前世で積んだ徳のおかげでたまたま手に入れることができたそんな最高の受験環境を再現したのが今回作ったオンライン予備校ってわけ。
すごくない?俺は幸運を人為的に作っちゃったわけよ。神じゃん。わら。
協力してくれる人には、宅浪とか仮面浪人で東大やら京大やらに受かった人もいて、もし一浪の俺が入ってれば絶対二浪するなんてことにはならなかっただろうって感じのサポート体制を準備したンゴ。
まあ最近そういう系のオンライン塾とか勉強コンサルとか増えてるけど
宅浪で東大に受かったやつが作ったとこは他にないんじゃないかな。
調べてないから知らんけど。まあ俺調べによるとない。
ワイの少ない人脈をフル活用すれば、君の第一志望に受かった(浪人経験のある)人を連れて来れないこともないわけだ。ワハハ。無理だったらゴメン。
新しいチャレンジにはいろんな不安がつきまとう。
ちょっとでも助けになればそれで俺は満足ンゴ。
ちなみに俺は営業が鬼下手だから、尚更安心してくれ。
んじゃ、運命の流れに身を任せて頑張ろう。