Jukain's blog

宅浪東大合格 Twitter@jukain_jukai

なぜ俺が試験に強いか教えてやる

はいどうも樹海ンです。

 

今年も受験の季節がやってきましたね。合掌。

 

いまだにこのカスブログを読みにくる迷える子羊系受験生が毎月100人ぐらいいるので、最近思い出した俺のとっておき、"凡才ワイが試験本番で自己最高得点を出せるようになった方法”を教えるぞ

 

これが上手くハマると2週間で共テの得点率が10%上がるかもしれないし上がらないかもしれない。

 

ちなみにワイはこれでセンター93%、東大二次合格者平均、英検1級、TOEIC950だったで。ワハハ、すごいだろ。

 

大丈夫、これでお前もすごくなれるぞ。

 

ちな酔ってるからガバガバだ。

 

1. 合否は戦略で決まる

ところでさ、過去問ってなんのために解いてる?

 

もし傾向に慣れるためとかそういう系のことしか思い浮かばなかったら直前期の勉強ほぼ意味ないから危機感持ってクレメンス

 

時間測って解いてみて丸つけして間違えたとこの直しみたいなこと繰り返してんじゃないだろうな

 

それじゃただの勉強やんけ

 

そもそも過去問は試験前最後にやるものじゃないンゴ

 

身体測定で身長盛るために若干踵浮かせたりめっちゃ姿勢良くしてみるみたいなものとは全くの別物ンゴ

 

むしろ過去問が試験対策の始まりンゴ

 

過去問と目標点を軸に戦略を練れ

 

(i)普段の勉強と試験対策の違い

 

過去問演習は、今までの勉強の延長、勉強の中に含まれているという考えは捨ててクレメンス

 

どの辺が違うかというと

普段の勉強は、基礎→標準→発展と時間の許す限り段階的にレベル上げをしていくという本質的に完璧=満点を目指すものであるのに対し、

試験対策では、自分が目標としている点数を一定の期間内でいかに取るかを突き詰める

 

そもそもゴールが違うってことだ菜

 

ポケモンで言うと、前者はレベル上げ、後者はランクマ

 

レベル上げするだけでは画面の向こうの相手には勝てないし、勝ち方だけ考えてもその戦略にハマる強いポケモンがいなかったら意味がないンゴ

 

つまり、勉強しかしなかったり、過去問演習しかしなかったりって言うのは片手落ちってことなんだワ

 

それに、100点を目指す試験対策をして7割の完成度で受けると70点だけど、85点を目指す試験対策をして9割の完成度で77点取る方がいいよねって

 

プロがやってる過去問を満点取れるようになるまでやる、みたいな勉強法は満点とか9割狙ってないならコスパ悪いンゴねって

 

そもそもほとんどの人は満点取れる地力をつける前に試験を受けなければならないので

 

お前が80点取りたいなら、100点目指した結果80点になりましたではなく、80点取るのに必要な勉強をしたあと80点を確実に取りに行く試験対策をしろよな

 

(ii)すぐできる戦略簡単レシピ

 

と言うわけで本題、戦略の立て方について

 

そもそも戦略ってなんやねんって言う話なんだけど、

 

戦略は、試験本番でどう立ち回ればほぼ確実に目標点を取れるかっていうのを考えて作る作戦的なやつね

 

国語とかで、まず最初に古文から解いて〜何分使って〜みたいなやつあるじゃん、ざっくり言うとアレ、全然足りんけど

 

まあやることは単純

 

step1: 仮説

 

戦略を立てる上で考慮しないといけないことは

こういう系の情報から、どう目標点まで積み上げるかを考える

 

例えば数IIBで80点取りたかったとする

 

言い換えれば20点捨てられるわけ

 

そしたら単元ごとの得意不得意、今までの過去問演習の得点率とかを踏まえて、各大問でそれぞれ何%ぐらい取れるのかという天井を意識しながら80点になるように調整していく

 

微積と数列が苦手だったら

 

大問1 27/30

大問2 22/30

第3問 13/20

第4問 18/20

合計 80/100

 

とか

 

本当なら第1,2問に関しては小問ごとの目標も決められたい

 

それで60分でこの点をもぎ取るための時間配分、解く順番、解き方、どこで20点を捨てるかとかを考えていく

 

簡単だろ

 

step2: 検証

 

最初の戦略ができたらとりあえず時間を測って1回分解く

 

解くときは必ず自分で決めた戦略=ルールに則って進めること

 

解けそうだからって予定時間を超えてその大問を解き続けたりしない

 

ただ、もっと解けそうとか時間足りなさそうとか試験中に思ったことは戦略改善のヒントだから、メモっておくかちゃんと覚えておくこと

 

実は目標点以上に点が取れそうなことが判明することもあるンゴ

 

詳細な戦略・戦術は人によって違うからここでは省くけど、基本的に立てた戦略のうち、目標達成に寄与する部分とそうでない部分を精細して後者の改善策を考えるを繰り返していくだけ

 

(詳細な戦略・戦術のヒント)

おおよその設問パターン・配点から、どの問題でどう正解するのがコスパいいのか、どんな問題なら捨てるべきかを考える(例えばワイなら、数列の最後の設問がクソ長Sn求めるやつなら飛ばしてベクトルの完答を優先、文系科目で本文を読まなくても正解が選べるパターン、毎年出る頻出の解答導出パターンの対策、数学で誘導に乗らなくても答えが出る後半の穴、現代文の傍線部の位置・段落の役割から解答根拠の場所の絞り込み、←みたいなのをどう戦略に織り込むか、とか)

 

これを10回20回と繰り返していくとお前だけの最強の戦略ができてるよ多分知らんけど

 

2. 上振れの作り方

まあ↑で書いたようなことはやってる人多いかもだからもうちょい書いてやるンゴ

 

そこのお前、本番の得点=自分の実力±試験問題との相性、その日の調子、その他諸々

 

とかって思ってないか???

 

本番で取り得る点数の最低点がお前の実力だよ

 

いやまあそうだがって感じだが、戦略が完成してさえいれば自分の得点=実力は試験を受ける前からわかっているわけだから、ここをまず最終防衛ラインにしろってこと、そうすると下振れは理論上起きないからね

 

んで戦略が完璧だと試験時間ピッタリで最終防衛ラインに到達できるはずなのね

 

(もし到達できなければ、目標レベルの学力がないか、戦略が完璧じゃないか、著しく平均点が低い年か)

 

こっからどう上振れを作るかなんだけど

 

次にやることは戦略の実行を上手くなることンゴね

 

いかに戦略が良くても、実際の試験と対峙した時に戦略に沿ったムーブができなかったら予定しいてはずの結果(目標点)は出ないからね

 

実行レベルの上げ方なんだけど、過去問解いた後に自分はどう解いたかと本来ならどう動くべきだったかを比較して、なぜ望ましいムーブをできなかったかを突き詰めていくだけンゴ

 

ちょっとした気づきでもいいから色々書き出してみて改善策を考えるだけでいいンゴ

 

(このパターンの問題は捨てるべきだった、設問を一通り把握してから解き始めるべきだったかも、とか思ったことなんでもいい)

 

これで高い確度で試験時間内に最終防衛ラインに到達できるようになったら、あとは最終防衛ラインに到達するまでの時間を短縮して、余った時間で+0~10%の得点を狙う

 

これで上振れ完成

 

上振れ狙えるようになったら、上振れをどこから作るかの基準も作れるといいね

 

どうせ本番で何点取れるだろう...何点だったらどうしよう...とか不安になってこんなうんこみたいなブログ読んでんだろ

 

一発勝負の試験で緊張しちゃう...じゃあないんだよ

 

試験が始まる前に勝負を決めろ

 

3. 試験本番の不健全な集中

上振れ下振れの要因に本番の集中力とか緊張とか思い浮かべてたやつもいるじゃろ

 

緊張を悪いものと思ってる人も多いかと思うが緊張はした方がいいゾ

 

なんか緊張してるとうおあああああってなるしいいよ、科学的にどうかはしらん

 

ワイもセンター初日の朝は、緊張で気持ち悪すぎて固形物一切のど通らなかったし歌詞がある音楽聴けなかったしめちゃくちゃうんこ漏れそうなのに調布の激混みトイレ行列見て絶望したりしてたけど、なんやかんや上手くいったで

 

まあ真面目な話、99.9%の受験生が緊張するんだし、自分が緊張していることを認識できている方がいいよ

 

虚勢張ったり、緊張しているのに知らないふりして気付かないうちに浮足立ってるのが一番危ない

 

そういう時は一回崩れると行くとこまで行く、特に国語→英語

 

それと集中力についてね

 

集中すれば集中するほど解くのが速くなるとか解法を閃きやすいと思ってる人多いけど、多分逆だと思う

 

スムーズに解き進められるから集中が切れてないだけ説をワイは推してる

 

んでこういう類の話の時の集中って、どれだけ我を忘れてるか、になってる気もするんだけど、試験というゲームに関しては、この種の集中は害悪だと思う(あのゲームしてるときになるタイプの集中ね)

 

試験は、目の前の問題の正解を導くゲームじゃなくて、可能な限り高い総合点を取るゲームだからやな

 

このエントリーは一貫して、試験結果は本番での忘我レベルではなく、戦略という無機質なものとその遂行力(冷静な状況分析とか判断が求められるやつ)で決まるっていう謎理論のもと展開されているゾ

 

戦略の遂行に必要な集中力とは、常に自分だけを俯瞰して見る力だとワイは思う

 

対峙する問題はどのパターンのものか、戦略に沿って自分はどう立ち回るべきか、戦略を正確に実行できているか、とかを逐次冷静に・客観的に見ていくのが大事ンゴね

 

つまり、外界(周りの鉛筆の音、鼻水すする音、自分の緊張状態すら含むかも)との間に境界線を張って、自分と試験問題だけの自由な(意識は集中しているが、精神は研ぎ澄まされている)世界を作りたいよねって話

 

ゾーン的なやつだよ、多分

 

でもそんな集中力ないよ〜ゾーン入ったことないよ〜ってやつは、普段の勉強環境に負荷が足りないだけ

 

過去問解くときは本番よりも過酷な環境でやれ

 

youtubeで試験の音とかって検索すると出てくるひたすら鉛筆走らせる音がする動画をイヤホンで大音量で聴きながら過去問解けるようになる練習しなさい

 

2週間もやってれば一瞬で周りの音消せるようになるよ、多分、俺はなった

 

外界との間に集中の壁を作ろう

集中に自分の意識を縛られるな

 

まとめ

支離滅裂な文章でごめそ

 

簡単にまとめると

 

  • 今までの勉強と試験対策は違うよ
  • 試験対策は満点ではなく目標点を取るのが最終目標だよ
  • 目標点を確実に取るための戦略を練って戦略実行を上手くなろう
  • 戦略が完成すると目標点が最終防衛ラインになるよ
  • 本番の点数=最終防衛ライン+上振れ
  • 戦略実行力を上げて上振れを伸ばそう
  • 緊張はしてもいいよ、緊張を認識するだけで、落ち着こうとかしなくていいよ
  • 我を忘れる集中は良くない、雪崩の原因だよ
  • 集中の壁で外界を遮断し、自分と問題だけの世界(ゾーン)に入ろう
  • ゾーンに意図的に入れるようになるために、過去問演習では試験本番以上の負荷をかけよう

とりあえず、1問1問の正解を出せるようになることを目指してがむしゃらに解くんじゃなくて、できるだけ高い点取るためにはどうしたらいいかを考えるんやで

 

仮説⇄検証を繰り返すんやで

 

旧帝下位〜中堅国公立ならこのマインド変えるだけで全然逆転できると思うゾ